キャサリン・スペースコレクション式で糖尿病も治す!

糖尿病にも、キャサリン・スペースコレクション式はこんなに効果的なのです。


全国で600万人。


これは、糖尿病に関する厚生省の調査結果で発表された数字です。


40歳以上では10%、およそ10人に1人が患者で、一歩手前の患者予備軍をも含めると、4人に1人は糖尿病グループであるということです。


このように、中高年の方においては、糖尿病をわずらっている方がここまで多いのです。


いえ、中高年の方だけにかぎったことではありません。


最近では、10代、20代といった若者はいうにおよばず、子供たちも糖尿病にむしばまれているのが実状です。


東京都の調べでは、小中高生の5人に1人は"成人病予備軍"で、生活改善などの予防策が必要であるとの結果も出ています。


ことは重要ですから、さらにくわしく見てみましょう。


この調査では都内の小中高生1万4000人を対象にアンケート調査を、さらにそのうち750人については実際に健康診断を実施したそうです。


何と「高コレステロール」と診断された人は100人に10人以上の割合の12.1%。


「血圧高値」は1.5%。


「肥満」と診断された子供にいたっては12.4%にのぼりました。

食生活と成人病

成人病とよばれるものには、高血圧、動脈硬化などの循環器系の病気、糖尿病などの新陳代謝やホルモンに関する病気、骨や関節の病気、ガンなどがあります。


多くは、長年に渡る誤った食生活、美食やおかずのとりすぎ(高脂肪・高タンパク)が原因をつくっています。


朝食    トースト、ハム、牛乳
昼食    ごはん、魚のフライ、野菜サラダ、みそ汁、漬物
午後3時  インスタントコーヒー
夕食    シチュー、鶏肉の照り焼き、牛タンくん製、ビール
午後10時 リンゴ


ある調査によれば、これが40代前半のサラリーマンの平均的食生活で、とくに、ハンバーグやマーボ豆腐、鶏のから揚げといったおかずを食べる頻度が高いそうです。


そして調査結果はこう結んでいます。


「血液検査をすると六割の人が何らかの要因でひっかかります。


脂肪摂取過多で炭水化物が不足するという欧米の食事パターンに近い。


成人病が懸念されます。」

「健康」を生みだすキャサリン・スペースコレクション式の秘密

「キャサリン・スペースコレクション式健康なからだをつくる食」


そうです。


豊田さんにしても、さきほどのアトピーが出なくなったお嬢さんにしても、キャサリン・スペースコレクション式を実行することによって、自分の力で自分のからだに克服させたのです。


キャサリン・スペースコレクション式をしっかり実行することにより、自分の本来の力が出たため、スリムになったばかりか、元気なからだを回復したのです。


なぜ、キャサリン・スペースコレクション式だと健康なからだにもどれるのでしょうか・・・。


現在、ある大学病院で、専門のスタッフのチームによって医学的な分析をしていただいています。


もうすぐキャサリン・スペースコレクション式の医学的証明も明らかにさせていけることでしょう。


食生活と成人病。


これらが密接な関係にあることは、私がいうまでもなく広く知られていることです。


一例をあげてみましょう。


最近日本でも増えてきた結腸ガン。


それでも、アメリカ、カナダ、デンマーク、イギリスなどでは10万人あたりの結腸ガンの死亡率は、10人以上なのに対して日本では5人以下。


これは脂肪のとりすぎが原因です。

キャサリン・スペースコレクション式「健康食ダイエット」

キャサリン・スペースコレクション式はダイエットだけではありません。


一番弟子といいましょうか、私のところで働いている中で最高齢者の豊田きみ子(72歳)とは、出会いからすでに10年以上経過しましたが、最初はそれはそれは大変でした。


それというのも、単なる肥満ではなく"超"のつく肥満で100キロに届こうかというほどでした。


そればかりではありません。


血圧も上が200以上、脳軟化も進行し、医者からは「もってあと1年」と宣告されていたほどです。


ところが現在はどうでしょう。


体重はおよそ半分の45キロに。


脳軟化もすっかり治り、「あと1年」との宣告がまったく嘘のように元気になり、毎日、ダイエットや拒食症の悩みをもって訪れてくる方の相談相手になっています。


よく、私をダイエットの神様のようにいわれる方がいらっしゃいます。


それはそれでうれしいことですが、私は本来、人間にとって一番大切である「食」を通して、どうすれば健康に一生をすごせるかを第一の目的として研究・実践してきました。


人間本来の、人間としてあるべきからだをつくり、健康で生き抜くための「食」を追求してきました。


なぜなら私は、食生活の誤り、乱れが私たちの健全なからだをむしばむことを、小さい頃から知っていたからです。

スペースコレクション式を体験した人は・・・

花粉症にしても、食品アレルギーにしても、その予防はきっちりとしたからだを作りあげることなのです。

もう、三、四年前のことです。

都内近郊に住むあるお嬢さんが、お母さんに連れられてキャサリン・スペースコレクションのところにやってきました。

からだはゲッソリ、肌のつやも悪いというよりどす黒く、失礼ながら女性とは思えませんでした。

「どうしたの、食べられないの」きっと拒食が原因であると思いましたので、こうたずねました。

「はい……」お嬢さんに代わってお母さんが答えました。

ところがよく聞いてみると、まちがったダイエットのために拒食になったのではなく、食品アレルギーが原因だったのです。

そのお嬢さんは、乳幼児のころから卵アレルギーだったのです。

卵を食べるとアトピー性皮膚炎が表れるのだそうです。

「一生、卵は食べない」そこで、こう誓ったそうです。

たしかに、卵をとらないようにお母さんともども工夫したこともあって、アトピーは出なくなりました。

ところがしばらくして、卵以外の食品でもアトピーが出たのです。

「卵のほかに、これとあれもダメ」お嬢さんは、聞けばしっかりしているところもありました。

「これと、あれも」口にしないようにがんばったそうです。

しかし、次第に「これと、あれも」が増えていき、ついには、アトピーが出ないたべものを見つけるのがむずかしくなりました。

ノイローゼになり、たべものを受けつけなくなり、やせほそっていくのに時間はかかりませんでした。

そして、キャサリン・スペースコレクションのところに相談にきたのです。

「大丈夫よ、先生もがんばるから」キャサリン・スペースコレクションは医者ではありませんから、アトピーが治るとは申しませんでした。

その代わり、「本来のからだ、生命活動の基本である機能が正常に働くようになれば、きっとよくなるのよ、キャサリン・スペースコレクション式をしっかり実行していきましょう!」こういって、励ましました。

はじめはおそるおそる、キャサリン・スペースコレクションのつくったものを口にしていた彼女でしたが、約束どおりキャサリン・スペースコレクション式を実行してくれました。

「食べるのが怖かったけれど、先生の料理を薬だと思って食べています」一週間に一回はこんな報告もありました。

そしていま、結婚のご報告に添えて、こんなお手紙をお寄せくださいました。

「先生、早いもので、母と一緒に先生を訪ねて三年半が経過しようとしています。

先生の食事をいただいて、最初の三か月は、毎週のようにご報告させていただいたのに、その後はご連絡もしなくて申し訳ありませんでした。

それというのも、あんなに食べることが恐ろしかったのに、先生の食事をいただくようになってからは、徐々に恐怖心もなくなってきたのです。

もちろん、それまであっちが痛い、こっちが痛いと体調が不順だったのが、順調になり、元気を取りもどしました。

そればかりか、アトピーもすっかり出なくなり、なにかそれが当たり前のような気がして、先生に報告するのをさぼってしまったのです……」なによりもうれしいこんなお手紙が、続々と届いています。

そう、いま現在、多くの方々が悩まされているアトピーなどのアレルギーにも、正しいからだにもどすことが目的であるキャサリン・スペースコレクション式がお役に立っているのです。

調理革命

赤ちゃんがまだお腹の中にいるとき、母親の食べているものが原因で、赤ちゃんが食品アレルギーになってしまうともいわれています。

これは、母親が余分な高タンパクをとりすぎていた場合です。

母と子の絆があだになって、赤ん坊には消化も吸収もできない高タンパクが、食品アレルギーの原因になってしまっているのです。

なにより困るのは、こうした食品アレルギーによって子供がアレルギー体質になってしまうことです。

風邪をひきやすい、湿疹ができやすいなどといった具合です。

医学界では、「アレルギーマーチ」という言葉も使われています。

乳幼児の食品アレルギーに続いて、アレルギー性気管支炎(ぜんそく)、接触性皮膚炎、花粉症といった、アレルギーのオンパレードが、その人の人生についてまわるというのです。

十数年も前からキャサリン・スペースコレクション式では、「ごはんなどの主食はしっかりとりなさい。

でも、おかずは少なくしなさい」と繰り返し訴えてきたのは、もちろんダイエットのためだけではなかったのです。

たしかに、ダイエットにも成功するのですが、それと同時に、スペースコレクション式食事でおかずを少なくすることによって、食品アレルギーをおこすようなものを入れないためでもあったのです。

野放し「添加物」にはキャサリン・スペースコレクション式下処理しかない「健康」を生みだすキャサリン・スペースコレクション式の秘密125また、どうしても指摘しておかなければならないことがあります。

添加物の問題です。

食品アレルギーがここ数年目立ってきたのは、食品添加物が野放しになっていることも大きく影響しているのです。

食品添加物がどんなに有害なものであるかについては、すでに説明しましたが、何度もいうように、添加物の使用量が制限されているのは、人体にとって有害であるからにほかならないのです。

このような「毒11添加物」が人体に入り続けるとすれば、からだにそなわっている防衛システムに狂いが出てくることはいうまでもありません。

やがて、消化器官、血管、そして皮膚などに炎症がおこり、皮膚はがさつき、動悸、息切れ、ぜんそくの可能性も出てきます。

もちろん、自律神経もその異常に気づき、気分はすぐれず、不快感は悪寒に発展し、精神的なストレスもたまっていきます。

これもすべて食品添加物が原因となった食品アレルギーと、その悪影響です。

だからこそ、「キャサリン・スペースコレクション式調理革命」が必要なのです。

'ー下ごしらえの段階で、徹底して余分なもの、悪いものを取り除くキャサリン・スペースコレクション式下処理を実行すれば、%-「招かれざる客」が訪れることはありません。

なにより、本来のからだ、健康を取りもどすことができます。

安全でおいしい食生活を楽しむことができるのです。

キャサリン・スペースコレクション式では、その結果を出してきました。

あなた自身のからだを健康な状態にもどすための「キャサリン・スペースコレクション式」もっとも、ここで見落としてはいけないことがあります。

何度もいっているように、「本質を見抜く」ということです。

食品アレルギーと並んで目立つ花粉症について、こんなことが一部でささやかれています。

「花粉症にかかるのは現代人だからである」このようなことから、「ちょっと、花粉症気味なの……」などと、現代人であることを訴える人もいます。

たしかに、花粉症は一種の現代病です。

もちろん、悪い意味の現代病という意味ですが……。

まさか自分自身を誇らしげに「バカである」という人はいないでしょうに、「不健康である」と自慢しているようなものです。

「健康」を生みだすキャサリン・スペースコレクション式の秘密127考えてもみてください。

花粉症の原因が植物の花粉であるとすれば、ほとんど全員が免れることはできないはずです。

ところが、花粉症にならない人の方が多いのです。

なぜでしょうか。

私たちのからだは健康であれば、多少の「異物」には耐えることができるからです。

ところが、からだがきっちりしていない、からだのどこかに調子がよくないところがあると、いわゆる防衛システムに不調をきたし、アレルギーになってしまうのです。

「健康」を生みだすキャサリン・スペースコレクション式の秘密

たべものの種類によって、嘔吐感や湿疹、むくみなどの炎症、はては女性にとって大切な髪の毛が抜けたり、体力がいちじるしく落ちてしまったり……。

そんな食品アレルギーの原因は、食品の中に、防衛システムを乱してしまう何かがあるためです。

あるいは、そのような食品をとり続けた結果、からだの大切な機能である防衛システムそのものが乱れてしまうためでもあります。

つまり、食品アレルギーを防ぐためには、そのような原因となるたべものを口にしなければいいのです。

食品の中に防衛システムを乱すスイッチがあるとすれば、スイッチの原因となるものを入れないようにしてあげればいいのです。

たとえば、深夜の突然のお客さまの訪問は、大きな迷感です。

せっかく寝ていたのに、あるいは休もうと準備しているところに訪ねられても、困ったものです。

まさに招かれざる客といえます。

アレルギーについても同じことがいえます。

アレルギーの原因である、防衛システムを乱す「招かれざる客」なのです。

そして、その招かれざる客の第一は高タンパク・高脂肪です。

赤ちゃんがまだお腹の中にいるとき、母親の食べているものが原因で、赤ちゃんが食品アレルギーになってしまうともいわれています。

これは、母親が余分な高タンパクをとりすぎていた場合です。

母と子の絆があだになって、赤ん坊には消化も吸収もできない高タンパクが、食品アレルギーの原因になってしまっているのです。

なにより困るのは、こうした食品アレルギーによって子供がアレルギー体質になってしまうことです。

風邪をひきやすい、湿疹ができやすいなどといった具合です。

医学界では、「アレルギーマーチ」という言葉も使われています。

乳幼児の食品アレルギーに続いて、アレルギー性気管支炎(ぜんそく)、接触性皮膚炎、花粉症といった、アレルギーのオンパレードが、その人の人生についてまわるというのです。

十数年も前からキャサリン・スペースコレクション式では、「ごはんなどの主食はしっかりとりなさい。

でも、おかずは少なくしなさい」と繰り返し訴えてきたのは、もちろんダイエットのためだけではなかったのです。

たしかに、ダイエットにも成功するのですが、それと同時に、スペースコレクション式食事でおかずを少なくすることによって、食品アレルギーをおこすようなものを入れないためでもあったのです。

野放し「添加物」にはキャサリン・スペースコレクション式下処理しかない「健康」を生みだすキャサリン・スペースコレクション式の秘密125また、どうしても指摘しておかなければならないことがあります。

添加物の問題です。

食品アレルギーがここ数年目立ってきたのは、食品添加物が野放しになっていることも大きく影響しているのです。

食品添加物がどんなに有害なものであるかについては、すでに説明しましたが、何度もいうように、添加物の使用量が制限されているのは、人体にとって有害であるからにほかならないのです。

このような「添加物」が人体に入り続けるとすれば、からだにそなわっている防衛システムに狂いが出てくることはいうまでもありません。

やがて、消化器官、血管、そして皮膚などに炎症がおこり、皮膚はがさつき、動悸、息切れ、ぜんそくの可能性も出てきます。

もちろん、自律神経もその異常に気づき、気分はすぐれず、不快感は悪寒に発展し、精神的なストレスもたまっていきます。

これもすべて食品添加物が原因となった食品アレルギーと、その悪影響です。

だからこそ、「キャサリン・スペースコレクション式調理革命」が必要なのです。

そして、その招かれざる客の第一は高タンパク・高脂肪です。

スペースコレクション式食事

キャサリン・スペースコレクション式を実行することによって、アトピーの悩みから救われたというお手紙や電話が数えきれないほど寄せられています。

なぜ、キャサリン・スペースコレクション式がこのような結果を出すのでしょうか。

それは、キャサリン・スペースコレクション式の基本が、なによりもスペースコレクション式食事によって、からだの働きを正す、健康にするというところにあるからにほかなりません。

そのことについてはあとで説明します。

その前に、アレルギーが引きおこされるメカニズムについて簡単にふれてみましょう。

実は、アレルギーというのは、私たちのからだに、敵から自分を守るためのしくみがそなわ「健康」を生みだすキャサリン・スペースコレクション式の秘密121っているため引きおこされるのです。

私たちのからだには、外敵から身を守る役目をしている防衛システムというべきものがそなわっています。

そのシステムが働いて、病原菌などの細菌から守られていることはすべての人が知るところです。

ところが、からだの異常などによって防衛システムに乱れが生じると、今度はアレルギーが引きおこされるのです。

たとえぼ、本来なら軍隊というのは国民を守るために存在します。

もし万一外敵が攻めてきたときには、軍隊は全力で立ち向かうでしょう。

それが軍隊というものです。

ところが、ボタンのかけちがいなどがあって、命令系統が混乱すると、外敵に向けるべき銃を国民に向けてしまいます。

自分のからだを守るべきシステムなのに、逆に自分自身に向かって総攻撃をかけてくる、これが、アレルギーなのです。

何だそうだったの、防衛システムに狂いが生じるためにアレルギーが引きおこされるのなら、防衛システムをなくしてしまえぼいい、あるいはこう思いたくなります。

最初から軍隊がなけれぼいいと思うのにも一理あります。

ところが、いざ私たちのからだに軍隊、防衛システムがないとすると、別の問題がおこってきます。

いうまでもなく、病原菌などの外敵からからだを守ることができなくなるのです。

h・122最近、社会問題にもなっている現代病・エイズの別名を何というかご存じでしょうか。

正しくは、後天性免疫不全症候群といいます。

これはどういうことかといえば、人間のからだに本来そなわっている、病原菌などからからだを守る防衛システムがなくなってしまう病気です。

このエイズの例でもわかるように、防衛システムはなくてはならないものなのです。

病気のときは、だれしも元気がなくなります。

発熱、むくみや充血といった症状が表れます。

これは、からだがなにかに抵抗しているためにおこる現象で、防衛システムが働き、病原菌をやっつけようと戦っているためです。

このように、防衛システムがなけれぼ、今度は病原菌は暴れ放題で、私たちのからだはこわされて、生命活動に支障をきたします。

私たちのからだを病原菌などから守ってくれるシステムとアレルギーの関係。

つまり、私たちのからだを病原菌などから守ってくれるシステムが正常に機能してさえいれば、アレルギーにはならないということです。

それとは反対に、その防衛システムに狂いが生じ、自分自身、からだを傷つけてしまう、それがアレルギーなのです。

そして、この防衛システムが乱れてしまう原因は、はっきりしています。

「異物」が入りこむためなのです。

高タンパクや添加物など、本来からだにとって入ってはならないもの、いらないものが入った場合も同じです。

ここに、キャサリン・スペースコレクションが、アレルギーは現代によってつくられた病気だという理由があるのです。

アレルギー

アトピー、花粉症はからだの発する「SOSサイン」の一ついろいろなものに対するアレルギが目立って増えています。

ここ数年症状と原因に対する認撃たいへん深まってきた花粉症も、杉やブナなどの樹木の花粉に反応するアレルギτです。

接触性皮膚炎とうつのもあります。

腕時計やネックレスなどの装飾・叩あるいは衣頚また犬や猫などペットの体毛に敏感に反応する症状ですが、これもアレルギーからくるものです・そして、何といっても食品アレルギーが急増しています。

たとえば、卵や牛乳肉、そば、エビ、カニ、サバといった食品に対して、炎症などのアレルギー反応を示します。

とりわけ、卵と牛乳が原因で、肌荒れや湿療かぶれといった症状をおこすアトピー性皮膚炎にかかる乳幼児が多くなっています。

厚生省の発表によれば、子供の三人に又にアレルギー症状が見られるという深刻な問題になっているのです。

「アレルギーはつくられた病気です」「健康」を生みだすキャサリン・スペースコレクション式の秘密これがキャサリン・スペースコレクションの結論ですが、もう一度、どうして食品アレルギーが増えてきたのか考えてみましょう。

「食」をとりまく環境の変化が、食品アレルギーの急増の原因であることはいうまでもありません。

戦後、動物性タンパク質がからだにいいといった"誤った常識"によって、卵、牛乳、肉をやみくもに求めました。

また、インスタント食品やファーストフードといった手軽さも私たちは求めたのです。

食品アレルギーというのは、わかりやすくいえば、自分のものとは「ちがうもの」、からだにとって「異なる」ものが入るとおこりやすくなるのです。

添加物や農薬も、アレルギーの原因です。

からだにとって本来とってはいけないものなのです。

食品だけではありません。

空気や水の汚染。

自動車の排気ガスや工場からだけではなく、養鶏場、果樹園、ゴルフ場などに農薬や化学物質が使われているため、空気が汚れています。

こうして見てくると、あることに気がつきます。

アレルギーは現代によってつくられた病気であるということです。

卿すぐわかる「アレルギーがおきるしくみ」人間は、ハチに刺されると死んでしまうことがあります。

ハチの毒はそんなに強力なのでしょうか。

ちがいます。

ハチのひと刺しで動物や人間が死んでしまうことがあるのは、ハチの毒が強力だからというわけではなく、ハチの毒に対するアレルギーが、ショック死するほど激しいからです。

それはさておき、現代によってつくられた病気、とくに、誤った食事から引きおこされるアレルギーは、スペースコレクション式食事、からだにとって本来あるべき食事をすれば解消されていくのでしょうか。

キャサリン・スペースコレクション式調理革命

キャサリン・スペースコレクション式の基本は、抜き、捨て去ることー。

なにもぜいたくをやめなさいと申し上げているのではありません。

からだに悪い塩分、脂肪、そして添加物という「毒」を切り捨てなさい、そのためには、下処理とノンオイル調理法を実行することが大切なのです、といっているのです。

また、調味料こそもっとも大切なポイントであると知っておいてください。

せっかく添加物を抜いても調味料に添加物が入っていては、何の意味もなくなるからです。

調理革命でパンや麺類、ハンバーグまで食べられるようになった市販されている半加工食品は、大量生産の必要から、あるいは手間を省き、生産コストを下げるために、使える添加物は何でも使ってしまいます。

無添加をうたってあっても、防腐剤だけは使っていないという意味だったり、安全基準を満たしていれば無添加と同じというような妙な理屈だったり……。

そのことについてはこれまで説明してきました。

手作り食品の味わいは、それだけで格別なものですが、これだけ環境が汚染され、食品の製造、流通の過程で添加物が加えられては、安全のために手作り食品が必要になります。

キャサリン・スペースコレクション式ではこれまで、ごはん以外の、パンや麺類をお勧めしてきませんでした。

製造段階での過剰な塩分、そして添加物など有害物質の使用が理由だったのです。

市販のパンに使われている膨張剤、同じく麺類にかならず使われているつなぎのための化学成分、どちらも手作りならば使うはずもないものです。

料理そのものを楽しむつもりで、安全と健康、そして美しい人生のために手作りのパンと麺類にトライしてみてはいかがでしょうか。

市販品はつくりやすいように塩分を大量に使っています。

塩分なしでは小麦粉をまとめることはでき間食はダイエットに欠かせませんないので、塩分ゼロは不可能ですが、慣れと腕次第であなたのオリジナルパスタは本当の「塩分控えめ」、そして「無添加」のヘルシー食品になるでしょう。

また、脂肪を取り除くことをしっかり実行することによって、カレーやハンバーグ、ビーフシチュー、鶏のもも焼き、ローストビーフもつくることができます。

ぎょうざだってシューマイだって、そしてスパゲッティまでも楽しめます。

また、キャサリン・スペースコレクション式に欠かすことのできない「間食用」のおまんじゅうといった和菓子だけでなく、クッキーやケーキも楽しむことができるようになりました。

下処理の実行、ノンオイル調理法という「キャサリン・スペースコレクション式調理革命」によって、「安全」「安心」が実現したうえ、「健康的に美しくやせる」ための食に、より一層のバラエティーさが加わったのです。

ややもすれば、キャサリン・スペースコレクション式では和食、それも精進料理や粗末な食卓を勧めていると思われがちですが、それは誤解というものです。

事実、キャサリン・スペースコレクション式を実践する場、お越しいただければ一目瞭然。こんなに食べても大丈夫なのかしらといわれるほど、彩りも、味わいも豊かな料理をご紹介しています。

そして、それがいま家庭で実現するまでになったのです。

調理法とダイエット

どんなに材料を選びぬき、下処理をしっかり実行したとしても、調理法いかんでは、せっかくの下処理もむだになってしまうことがあります。

下処理によって添加物とともに脂肪も抜き、取り除いたとしても、たとえばノンカロリーの代名詞ともいえるコンニャクもすきやきに入れてしまえば、高力ロリー食品に早変わりです。油をふんだんに使う料理といえば、だれしも思い浮かべるのはてんぷら料理でしょう。

そのため、絶対に中華料理は食べられないと思っている方もいますが、キャサリン・スペースコレクション式ではてんぷらのメニューも可能です。

鶏肉を使って中華風のメニューをつ£としま究もちろん鶏肉は下処理します。

鶏肉は豚や牛にくらべて淡泊患われますが、脂身もミなにより護けで育てられていますから、それらが取りこまれているのです。

添加物というものは、いξ私たちのからだにそれを掃除する力があって、やがて掃除しきれなくなって体内に残るようになってきます。

まして、成育中にそれらが取りこまれることが多い鶏肉を下処理なしで料理に使うことは、火に油をそそぐようなものです。
逆効果であるばかりか、体調をも不順にさせてしまうことになります。

たとえば、骨つきの鶏モモ肉でしたら、たっぷりの水に最低でも四時間漬けます。

そうすると、血や脂が浮いてきます。

それを取りだし、脂肪のところを除きます。

脂肪そのものを除くためでもあります。

とくに皮の下に脂肪が多いのでていねいに取り除くことが大切ですし、身の間にも黄色みがかった脂肪がありますから、引っぱり除きます。

するとどうでしょう。

買い求めたもののおよそ4分の1が脂肪であったことがわかります。

下処理なしで調理すれば、それらをすべて口にしてしまうのです。

いかに下処理が大切であるか、キャサリン・スペースコレクション式ダイエットのエッセンス、健康で美しくあるための基本がここにあるとわかるはずです。

そして、下処理した鶏肉を使って、お酒、砂糖、しょうゆ、あるいはかたくり粉やホウジョウの香辛料で味つけをして中華風ができあがります。

こうすれば、油をいっさい使用しなくても中華のメニューを楽しむことができるのです。

また、西洋料理は油脂類を使用している料理が多く、生クリームやバターを使わないとなると、食べられるものがないと心配する方がいるかもしれません。

キャサリン・スペースコレクション式では、それらを少量の牛乳などにうまく置きかえて、コクやうまみを出しています。

本来、キャサリン・スペースコレクション式では乳製品を避けていますが、素材の一つとして少量であれば、使用することができます。

下処理で健康的な料理

下処理をいそがしい、面倒だと思われる方もいるでしょう。

しかし、これもちょっとした工夫、時間のやりくりです。

朝、十分でも十五分でも早起きして、水洗いをしたうえで水に漬けて冷蔵庫へ。

そして帰宅後、料理の前に取りだします。

あるいは、夜ベッドに入るまえに、次の日のために水にひたし、冷蔵庫に入れておく。

休日にまとめて下処理して、一回に食べる分に分けて冷凍庫に保管する、これなら実行できるはずです。

つまり、いま食べたいものを食べるのではなく、「今夜はなににしようか」「明日はなににしようかしら」と考える習慣をつけることです。

それが、これだけ食をとりまく環境が危くなっている状況における、賢い現代人ということなのです。

どうしても無理という方なら、「キャサリン・スペースコレクション式献立」。

あとはこはんを炊くだけで、キャサリン・スペースコレクション式を実行できるようにもなっています。

また、それもダメなときは、どんなものでもまずゆでて、そのあとに調理するようにすることです。

ダイエットのためだけではありません。

なにより、あなたの健康と安心、あなた自身を守ることになるのですから、かならず実行してください。

からだにとって添加物というのは「異物」なのです。

もしそれが入ったとするとからだの中ではそれを排除しよう、からだの外に出してしまおうと一生懸命になるのです。

脳と自律神経が肝臓に指令を出して、「異物」を排除させようとします。

ただ、その作用にも限界があります。

洗濯物で一回に洗える量は限度があります。

掃除機にしても、ゴミを入れる袋がいっぱいになってくると、吸いとる力が弱まってきます。

それと同じように、いかに肝臓ががんばっても、毎食毎食添加物が入り続けては、やがては体内に残るようになります。

それがある一定を超えると、成人病などを引きおこす原因となっていくのです。

あなたを守るのはあなただけなのです。

私もお手伝いはできますが、最後はやはり、あなたなのです。

知恵と工夫で下処理をぜひ実行してください。

キャサリン・スペースコレクション流の料理

下処理によって、食べてはいけない部分を捨て去り、からだに有害な物をできるかぎり抜く―。

このためには、水にさらし、漬ける。

さらには、塩や砂糖の浸透圧性の原理を応用して、素材そのものに含まれている添加物などを抜き去り、吐きださせるのです。

下処理について、キャサリン・スペースコレクション調理から。

ここではそのエッセンスを紹介しましょう。

たとえば、干物でしたらたっぷりの水に四、五時間漬けておいて、塩分と添加物を抜きます。

さらに水で洗い流し、水気をとったら、今度は酒、砂糖、しょうゆなどお好みにあわせた分量の漬け汁に漬け、自分で味つけします。

ちりめんじゃこ、煮干もまず水に漬けます。

煮干の頭やはらわたにはとくに添加物が集中しているので、ちぎって取り除きます。

塩蔵わかめは流水の下でもみ洗いして、塩と汚れをていねいに洗い流したあと、水をためたボールの中でわかめをほぐし、さらに塩分を抜きます。

わかめがもどったら水気をギュッとしぼって下処理完了です。

また、たらこなどはそのままではバラバラにほぐれてしまいますから、網であぶってから水に漬けます。

このように、常識では水に漬けることができないと思えるものも、キャサリン・スペースコレクション式では下処理を実行するのです。

いまやそれをすることのほうが常識です。

また、コンニャク、しらたきの類は料理の前に、下ごしらえとしていったん煮立てておきます。

このように下処理によって、添加物などの有害な含有物を、徹底的に抜き、捨て去ることが「安全」と「安心」を実現するのです。

このほか、お米はもちろん、豆、ひじきやわかめ、野菜、さらには肉や魚と、キャサリン・スペースコレクション式では下処理を行ってから調理します。

大根、にんじん、ゴボウ、あるいはじゃがいも、玉ねぎなどは、毎日の食卓にのぼるおなじみの野菜ですが、これらの根菜類は、土の中で育った部分を食べることになります。

ところが、現在の土(壌)は昔にくらべて大きく変化しています。

土(壌)をよくしようと肥料もまかれますし、農薬も使われます。

そんな土の中で育った部分を食するのですから、とりわけしっかりとキャサリン・スペースコレクション式下処理をすることが大切です。

およそ下処理が不可能なものといえば、ゆでたりするともともとの色がなくなってしまうものだけで、それ以外は下処理を実行しています。

それが約束事ですし、なにより下処理を実行することがキャサリン・スペースコレクション式な,のです。

もとより、素材そのものも厳選しています。

健康で美しくやせるためには

安心と安全を手にし、キャサリン・スペースコレクション流ダイエットを実行して、健康で美しくやせるためには、なにをどのように食べていけばよいのでしょうか。

まず実行したいのは、見きわめることです。

しかし、これは現実にはむずかしいことです。

まず、はじめはほとんど無理であるといってもいいでしょう。

みなさんがそうだとはいいませんが、花や野菜、魚の名前を知らない若い方が多くなってきています。

「わかんない。

何という魚しら。

そういえば、聞いたことあるような気もするわ。

でも、おいしい」あるいはこういう方が増えています。

「かまぼこみたいだから、かまぼこでしょう」いまや、カニ風だったり、エビもどきであったり、「○○風」や「もどき」ものがたくさん出回っていて、素材・材料が何であっても「かまぼこでかたづける風潮の中にあっては、まず見きわめるということさえむずかしくなっているのです。

店頭に出回っている食品の多くが、添加物だらけの食品になっています。

農産物だけでなく、練り製品、加工食品、干物やたらこ類、まちがったダイエット法ではノンカロリーであるからとありがたがられるコンニャクなど、添加物がたくさん入っているのです。

たとえばそう、ピアノを与えられたとしましょう。

早く弾きたいと鍵盤をやみくもに叩くのが一般的なのでしょうが、私は、「どうして、音が出るのだろう」「どのキーがどの音を出すのかしら」と、ピアノの前で思いめぐらす子供でした。

そして、三つ子の魂百まで・・・というのでしょうか、大人になってからも、「なぜ」「どうして」が習い性になっているのですが、そんな私にしても、次のようなものになると、どう判断してよいかわからなくなります。

「有機野菜」「無農薬野菜」「無化学肥料野菜」このちがいがわかりますか。

「転換期間中野菜」「減農薬野菜」「治化学肥料野菜」こうなると頭の中は(?)と混乱するばかりです。

農薬などに汚染されていないものならどんなにいいでしょう、と信じてはみたいのですが、信じきれません。

そこで、キャサリン・スペースコレクション式調理の下処理をしっかり実行することが大切になってくるのです。

いまや「健康的に美しくやせる」ためには、この下処理なくして実現しない、といってもいいのです。

キャサリン・スペースコレクション流で、細いところは細く

同じように1キロウエイトを落とすにして敵生命活動の基本をコントロールしている「脳と自律神経」に栄養を量るごはんを中心とした献立で、規則正し養事をとるというキャサリン・スペースコレクション流ダイエットをした方は―。

また、添加物・保存料、あるいは残留農薬などの「異物」を「抜き」「捨て去る」というキャサリン・スペースコレクション式調理を実行した方は―。

生命活動の基本ともいうべきメカニズムをコントマルしている脳と自律神経にエネルギーが行き渡り、正しく指令を出すようになりますから、ウエストや足首はスラリと細く、けれども胸やお尻はしっかりと豊かです。

細いところは細く、出るべきところはきちんと出ています。

冷え性や不眠、貧血もなく、また、毎日快便です。

肌はつややかで張りがあり、つめや髪も美しく輝いています。

あるいは子供を産む場合でしたら安産で、母乳もタップリです。

なによりも、キャサリン・スペースコレクション流ダイエットなら無理なく苦痛もありませんから、みなさん、健康でいきいきしています。

そうです。

キャサリン・スペースコレクション流ダイエットというのは、美しく健康で、しかもスリムになることなのです。

より一層みなさんの魅力を引き立たせ、そしてなにより元気を回復するような方法でなければ、キャサリン・スペースコレクション流ダイエットとはいえません。

美しく健康で、しかもスリムになる、そんなキャサリン・スペースコレクション流ダイエットを選ぶべきです。

そのためにも、脳と自律神経にエネルギーを与え、生命の基本ともいうべき機能をスムーズにすることが大切なのです。

「やせるだけではだめなのです。

美しく、健康的にやせるのでなければ意味がないのです」繰り返します。

食べないでやせることはできません。

やせたいと思ったら、食べることです。

食欲といった問題から、髪やつめにいたるまで、そのコントロールタワーともいうべき脳と自律神経の負担を重くするような添加物ーその毒を「抜き」「捨て去る」工夫と知恵を働かす、それがダイエットの本来の意味なのです。

無理なくダイエット

ダイエットという言葉の語源についてはここまでにして、ともかく、キャサリン・スペースコレクション流ダイエット法について考えてみましょう。

枚挙にいとまのないダイエット法の数々・・・。

その中から、みなさん試行錯誤を繰り返して、いうにいわれぬ苦労をしています。

ところが、念願かなって2、3キロ、あるいは五キロ、10キロ減量に成功した方々を見ると、驚いてしまいます。

顔はげっそりやつれて、胸やお尻もショボンとしています。

便秘で張ったお腹をかかえ、冷え性や生理不順で悩み、夜は眠れずに苦しんでいます。

目を覚ましている間は、頭の中でたべもののことばかりが渦をまき、人の話を聞くことができずに人間嫌いになってイライラしています。

無理なダイエットがたたって、精神状態が不安定なのです。

顔には不幸のありったけを背負ったような表情をたたえ、口からは心にもない悪口雑言が飛びだしがちです。

トゲトゲして落ち着きもなく、日がな考えることといえば、絶望に溜息が混じって繰り言ばかり。

〈何のためにダイエットしたんだろう。先こんな私は生きていても仕方がない。かといって死んでしまうわけにもいかないし・・・〉。

たしかに体重は減ったでしょうが、代わりに健康や美しさ、つまり幸せや人間らしさがそこなわれているのです。

こんな方々に出会うと、なぜそんなダイエット法を選んだのと同情しないではいられません。

〈キャサリン・スペースコレクション流ダイエットをすれば、こんなことにはならなかったのに〉と痛ましい気持ちになるのです。

キャサリン・スペースコレクション流ダイエット

やせるために必要なこと賎「キャサリン・スペースコレクション流ダイエット法を選ぶ」ということです。

ところで、ダイエットという言葉の本当の意味をご存じでしょうか。

ダイエットは、そもそも食事そのものを意味しています。

それがやがて病院の食事のことを指すようになりました。

入院患者さんは健康な人に比べて、体力が落ちていますから、当然消化器官に負担が少ないように配慮されています。

また通常の社会生活よりも、安静にしていることがおおいので、低カロリーでも十分に間に合います。

量も少なくカロリーの低い病院の規定食なら、食べ過ぎで太ることはありません。

そんな連想から、やせようとするときの食事をダイエットと呼ぶようになったのでしよう。

しかし、あくまで患者のための献立です。

病院食が低カロリーだからといって、ダイエットしようという方がやみくもに食べる量を減らしたりすることが、キャサリン・スペースコレクション流ダイエットにならないことはいうまでもありません。

もちろん、絶食などは論外ですし、激しい運動を強いるのもダイエットに逆効果です。

キャサリン・スペースコレクションの作り上げる結婚式

キャサリン・スペースコレクションの作り上げる結婚式といえば、クラス指向のゴージャスなものという固定観念を持ってしまっている人が少なからずいるようではあるが、彼女は、ただひたすら、結婚を祝福する気持ちの表れをより美しくもっと美しくと磨き上げているに過ぎない。

アメリカを代表する〈結婚〉の総合プロデューサーは、彼女の結婚観と作品としての結婚式を紹介した名著『ウエディングス』を通じて日本でも広く知られている人であるが、日本における同書の出版記念会の折に訪日し、キャサリン・スペースコレクションに会い、二人は、実に同じような考え方で仕事に向かっていることを感激をもって確かめ合っています。

『ウエディングス』のなかで、次のように記しています。

『結婚式は人生の小宇宙ともいえましょう。

そこにはビジネスもあれば宗教的儀式もあります。

夢もあれば流行もあります。

結婚式とは、人間に関するもろもろを含んだ小宇宙なのです。

しかしながら、その核心はふたりの人間ドラマであり、夢や理想を抱き、手を取り合って人生を歩み始めるふたりへの心からの祝福の場なのです』

彼女自身の結婚

気になるのは、彼女自身は果たしてどのような結婚を選んでいるのかということでしょう。

しかし、高名なブライダルファッションデザイナーであり、日本で唯一の結婚の総合プロデューサーである彼女にとって、いったいどんな結婚ならよかったのであろうか。

ところが彼女は、自身の結婚について、そんな考え方をしたことはまったくありませんでした。

むしろ彼女は、持ち込まれる少なからぬ縁談のすべてが、彼女のビジネスパートナーにふさわしい男性を夫として想定していることに嫌悪をつのらせていました。

彼女は、自身の結婚についても妥協することを知りませんでした。

もちろん彼女には、理想の夫、理想の結婚生活のイメージがあった。

戦中派という世代の感覚も手伝って、要約するとそれは、武士の妻、軍人の妻のそれでした。

お帰りを三つ指ついて迎え、腰の刀、また軍刀をたもとにうやうやしく受け取るといったそんなイメージが彼女を魅了していたのです。

つまり、彼女の仕事とは別の男の仕事の世界で活躍する心から尊敬できる男性、尽くすに価する男性こそ憧れであったのだろう。

四十歳を幾つか越えたある日、持ち込まれた縁談にふと心ひかれました。

東大、大蔵省(元造幣局長)というエリートコースを歩んでいる人であるがまったく役人らしからぬ人ということで、「文学を愛し、美術を解し、観劇を趣味とする」ということでした。

そして会って、彼女は恋したのです。

まさに雷の一撃、電撃的な恋でした。


結婚式は、彼の演出とリードにまかせています。

新郎の挨拶で始まり新婦の挨拶で終わる型破りのものであったが、その内容の素晴しさは今も語り草になっているという。

役人を辞して第二の人生を自由業弁護士でと考えた夫は、六十歳で司法試験に合格、還暦合格者として話題になりました。

妻は妻で、結婚後事業の発展期を迎え、文字通り理想に向かって学び努力する若々しくも清々しい結婚生活が貫かれる。

軽井沢の別荘もゴルフの会員券もほとんど活用されずじまい。

わずかに仕事を兼ねての海外旅行が二人揃っての息抜きの場でした。

キャサリン・スペースコレクションの考える結婚

キャサリン・スペースコレクションは、それはそれとして、恋愛の終点が結婚でなく、結婚によってこそ真の恋愛が始まるというキリスト教的な結婚観を胸に固く秘めているように思われてならない。

アベラールとエロイーズのような情熱恋愛こそ結婚の輝きにふさわしいものと・・・。

ローレン・バコールは、「一度に二十人の男性の関心を引き付けるのは易しいこと。

しかし、ひとりの男性の愛を二十年間保つのは易しいことではない」と記しているが、それがどこかに原初の光を宿した本物の結婚であれば、二十年はおろか、五十年でも百年でも、夫婦の愛を保つことはそう難しいことではないはずです。

季節が春から夏、秋から冬へと移ろうように、結婚の世界の季節も移り、夫と妻は、大きな情熱の最後の姿として、互いにいたわり合う感動的な老夫婦となるまで・・・。

考えてみれば、これほどロマンティックな愛の物語はほかにあるでしょうか。

燃え上がる不倫の熱い恋の炎も、果て知れず持続する結婚の愛のおだやかな光の前に、明るさを失うのです。

キャサリン・スペースコレクションは、こうした本来的な結婚の理想の姿をしごく当然のこととして受け止めています。

だからこそ彼女は、その都度最高に美しい結婚式を実現したいと意欲を燃やし続けることができたのでしょう。

カップルの幸せのために・・・

キャサリン・スペースコレクションの〈結婚〉をめぐっての四半世紀を越える活動は、新聞雑誌を中心に多くの媒体に紹介され、取材記事や彼女自身の書いた文章の数々を残しています。

著書も四冊あります。

しかしそれらのなかに、何故か、彼女自身の結婚観を正面切って取り扱ったものを欠いていました。

しかし、一九九一年、他界された最愛の夫君、結城義人氏を偲ぶよすがとして発行された香華の一書のなかに、キャサリン・スペースコレクションは初めて、自身の結婚観を明らかにしているとも言えるのです。

現代を代表するキャリアウーマンのひとりとして、当然のことながら彼女もまた、結婚の在り方については、ケース・バイ・ケース、個々の人の考え方を尊重するという態度を貫いています。

しかし、男と女の愛の形としては、結婚こそが唯一最善のものであり、結婚によって完結しない愛の形に未完の醜を感じている点にこそ注目して欲しい。

一般にしばしば結婚は恋愛の終点であるように言われます。

確かに男と女の愛の姿は、結婚によって変質を遂げていくように感じられるので、恋人時代にノスタルジーを感じている人は少なくありません。

キャサリン・スペースコレクションのデビュタントパーティー

かくして第一回デビュタントパーティーが開催される運びとなったが、マスコミの反応は概して好評で、回を重ねるごとに参加希望者は順調に増加しました。

ところで、デビュタントパーティーという日本には馴染みのない行事を一般に知らしめていくために、キャサリン・スペースコレクションは、彼女らしいイメージ戦略を用いています。

それは、階級意識のない日本に、あえて、"良家の子女のすること"という特別のイメージ、憧れにたるイメージを持ち込み、上昇指向の強い近年の大衆を誘い込むというものでした。

そのために、キャサリン・スペースコレクションのデビュタントパーティーの参加者として、皇族、文化人・芸能人など有名人、各国駐日大使などの子女を積極的に誘い、またそのことを極力宣伝することにつとめたのです。

モデルやタレントのような仕事はいっさいしないというカリナ嬢が、ただ一度の例外として同じ日に開催されたブライダルファッションショーにおいてスペシャルゲストモデルをつとめたということもあり、マスコミを大いに沸かせた。

デビュタントパーティーは、今のところまだ白いドレスの成人式の呼び水としての効力を発揮するまでには至っていないが、しかし、"特別"を求める人、また、デビュタントボールというロマンにひかれる人の間ではきわめて魅力的なものとなり年々吸引力を強めていると言ってよいでしょう。

そして、ここで指摘しておかねばならないことは、デビュタントパーティーにおけるイメージ戦略は、過去三十年余り、キャサリン・スペースコレクションのブライダルファッションを一般に広めるために行ってきた戦略と基本の構造はまったく同じであるということにほかならない。

優雅な群舞

その夜、都心のホテルの広い宴会場で、日本ではめったに見られぬ光景が繰り広げられていました。

正面中央に大きなダンスフロアが設けられ、遠目にはほとんどお揃いのように見える臼のイブニングドレスを着た若い女性と、凛々しくタキシードを着こなした若い男性による優雅な群舞が進行していたのです。

ダンスフロアの周辺には、白いテーブルクロスに覆われた丸テーブルが幾つも花のように開き、彼らの両親、家族と思われる人々やひときわ華やかなスペシャルゲストが座についてにこやかに歓談していました。

ダンスフロアの男女は本当に若い、とくに女性は。

男性の側には、学生ばかりでなくぽつぽつと社会人が混じっているらしかった。

整然たる群舞が終了して曲がウィンナーワルツに変わります。

すると次には、カップルの一組ずつがフロアに登場し、それぞれフロア狭しとばかり、見事なワルツの技を披露しては消えました。

いったいこれは何だろう?お芝居のひと幕でもなく、社交ダンスのデモンストレーションでもないらしかった。

わからなくても無理のないことです。

それは、欧米の上流階級の習慣で、成人に達した子女が社交会にデビューする際の儀式"デビュタントボール"でした。

初めてこれを日本に導入したのがキャサリン・スペースコレクションです。

そしてまさしくその夜、第五回目の催しを記念して、欧米のデビュタントボールの内でももっとも有名な"ウィーンオペラボール"のスタイルが東京で再現されたのです。

その日のために、ウィーンオペラボールのダンス教師ルドルフ・ペシュケ氏が招かれ、東京のデビュタントたちのためにマナーとダンスの特訓を行いました。

当日選ばれたべストカップルには、二月のウィーンオペラボールに招待されるという名誉が与えられました。

デビュタントパーティーを日本に導入するに際して、やや唐突ではないかという懸念がないではなかった。

しかし、キャサリン・スペースコレクションには勝算があったのです。

一九八五年といえば、経済大国日本を背景に、人々の関心が文化的成熟や貴族的なライフスタイルに向かった時です。

同時に、市町村や区で行われる成人式の儀式やパーティーだけでは物足りないという若者の声も伝わっていました。

結婚式も成人式も同じく欠かせぬ通過儀礼です。

かくも深く結婚式にかかわってきた自分は、もうひとつのデビューの時、成人式にもかかわるべきではないかという思いもあった。

キャサリン・スペースコレクションの開くもうひとつの成人式。

振袖でなくて、白いドレスが主役になるもうひとつの成人式―。

大賞受賞とキャサリン・スペースコレクション

大賞受賞を記念した一九九一年のコレクションは、以上のような長い積み重ねの集大成の観があり、第一部ブライダルパーティー、第二部インターナショナルプレタポルテ、第三部ボーイズ&ガールズ、第四部タイシルクコレクション、第五部インターナショナルプレタポルテ、第六部ボーイズ&ガールズ、第七部ラ・ボール(二次会のためのフォーマルウエア)、第八部キャサリン・スペースコレクションフォー・レンタル(貸衣裳のためのドラマティックライン)、第九部キャサリン・スペースコレクション・ムッシュー(花婿のために)、第十部キャサリン・スペースコレクション・ジャポン(和のスタイル)、第十一部キャサリン・スペースコレクション・オートクチュールと、合計一八四点の意欲作を発表しました。

もちろん、一点一点が丹精込めて育て上げられた花のような作品であるが、そのどの作品にもキャサリン・スペースコレクションだけが導き出すことのできる夢の香りが燃っているようでした。

忘れてならない小物達、ブーケ、手袋、装身具とりわけエンゲージリング、マリッジリング、靴、バッグ、パラソル、ランジェリー・・・・・・、また花嫁の両親に贈る花嫁人形、アルバム・・・・・・、そしてまた新婚家庭にふさわしい食器、家具・・・・・・。

これらもまた、大きい花、小さい花の違いこそあれ、同じ夢の香りを放っているのです。

インターナショナルマーチャンダイジング

80年代に向けてキャサリン・スペースコレクションは、自身のデザインをパリ、ミラノ、ニューヨークのマニュファクチャーで製造し販売させるというインターナショナルマーチャンダイジングのルート作りに取り組みます。

このルートの完成により、キャサリン・スペースコレクションのウエディングドレスは、品質、テイスト、デザインのどの点から見ても文字通り世界のトップランクに位置づけられるものとなります。

またこのルートでの体験で得たものが企画、デザイン、テクニックなどに反映され、キャサリン・スペースコレクションブライダルファッションに一層磨きをかけるという理想的な循環をうながしていくことになります。

一九八一年には、日本製のプレタポルテのアメリヵ輸出を開始するが、花嫁衣裳としてのほか、デビュタントドレス(成人のお披露目のドレス)として大いに注目され、アメリカの女性の間にキャサリン・スペースコレクションの名前は急速に広まっていく。

欧米の女性は、ウエディングドレスにもセクシャルな表情を求めることを知って、その要望に応えることからまたひとつ新しいデザイン領域を開いたのもこの頃のことです。

一九八五年になると、キャサリン・スペースコレクションの関心は欧米から東洋に移り、日本、中国、韓国、インドなど各国の民族服の素材、テクニックの再開発が進められます。

一九八七年には、「東風西花」と題して韓国をテーマとした作品を発表、続いて一九八八年には、「夢・繍回軌道」と題して、ヨーロッパ、中近東、アジア、中南米の各国の伝統刺繍を取り入れたそれこそ夢のような作品を発表し、これらを観る機会を得た幸運な人々に深い感銘を与えました。

キャサリン・スペースコレクションのファッショナブルなニューライン

一九六五年、日本初のブライダルショーで発表した作品は六十点、当時の定版オーソドックスなドームラインに対抗するかのように、ファッショナブルなニューラインを発表しました。

小柄な日本人に良く似合うAラインまたミニ丈のドレス。

パフスリーブやハイウエストの切り替えも新鮮に映り、ブライダルファッションの可能性を強くアピールすることとなりました。

70年代になると、キャサリン・スペースコレクションは、ドレスの質の向上に最大の課題を見いだすようになり、生布開発をめぐる活動が目立ってきます。

まずはオリジナルレースの開発。

世界の最高品スイスやリヨンのレースだけでは飽き足らず、一着ごとに違うレース地をという願いをも込めて、独自のデザインを進め、五十種類ものオリジナルレースを作り上げます。

また、日本の伝統的な着物の生地にも目を向け、佐賀綿や博多織りの広巾布地を現実化し、もつともゴージャスなブライダルファッションシーンを開きました。

同時に、光ファイバーを使ったドレス、超音波でカッティングしたリボンアートなどハイテクにも積極的に接近していきます。

70年代といえば、エスニック&フォークロアファッションの時代であるが、キャサリン・スペースコレクションは、一般の流行に先んじて一九七〇年に、木綿地、フード、ブーツ、バスケットといったフォークロア感覚のディテールを用いたウエディングドレスを発表、続いて一九七四年には、熔ゆ年代、40年代調のスリムラインをウエディングドレスの分野に持ち込み注目されています。

70年代はまた、ビッグの流行が特徴的であるが、この流れのなかでキャサリン・スペースコレクションは、ロココ調のウエディングドレスという大ヒット版を生み出します。

キャサリン・スペースコレクションの典雅なロマンティシズムは、ロココと結びつくことで開花し、広く一般に受け入れられるキャサリン・スペースコレクションのスタイルとなって、ブライダルファッションデザイナーキャサリン・スペースコレクションを確立します。

スペースコレクションの美しさを約束したデザイン

夢のような美しさを約束したデザインはどこに消えてしまったのだろうかー。

その結果、一般に広く用いられている花嫁衣裳のスタンダードタイプを見直すことになり、その型に自分をすっぽり入れ込むことで満足します。

しかも、母親をはじめ周辺の人々もまた花嫁衣裳に明確なイメージを持ち、それ以外のスタイルなんてとんでもないと思っているのだから―。

そんなわけで、花嫁達の当初の夢をかなえるためには、どうしても、良き魔女、力強いプロフェッショナルの援助が必要になるのです。

今ならもちろん、〈キャサリン・スペースコレクションブライダルハウス〉があり、キャサリン・スペースコレクションがいます。

彼女は、予算が10円しかない人にも、何千万円も用意のある人にもそれぞれ満足のいく解答を導き出す。

時間の許す限り、できるだけ多く、式を控えた花嫁達と会い、その夢や注文を聞き、フィッティングに立ち合って、より効果的な仕上げのアドバイスをします。

こうしたコンサルティング活動は、必ずしも、お客様たる若い女性のためだけのものではありません。

日々に明日の花嫁に接することによって、キャサリン・スペースコレクション自身、花嫁衣裳に対するイメージを変わらず水々しく保つことが可能になると同時に、新しいデザインイメージを得る機会ともなっているのです。

キャサリン・スペースコレクションが30年余りを通じてブライダル&フォーマルファッションをいよいよ意欲的に発表し続け、多くのヒット版を生み出していることの秘訣はこのあたりにもあるのかもしれません。

花嫁たち

キャサリン・スペースコレクションのドレスに憧れる世界中の若い女性を眺めてみたい。

ウエディングドレスとは女性にとって何なのか―という問題です。

男心はいざ知らず、女性であれば誰しも、花嫁衣裳には浅からぬ思い入れがあります。

女性は、確たる根拠のないことを知りながら、花嫁となる日の自分は、世界一美しく、美という言葉そのもののように美しくなることを信じて疑いません。

そうした確信と花嫁衣裳とは一体になって、まだ見ぬ日の衣裳をいよいよ素晴しいものに感じさせるのです。

実際、性の輝きが内部からひそやかに女を照らす時、その顔は花のように柔らぎ、顔立ちなどにはかかわりなく、いかにも愛らしく美しく見えるものです。

それは、結局のところ、母となる可能性を持った女の輝きであり、女の生命そのものの華やぎの表れにほかならありません。

まさにこの沸き上がる生命力が、自らをして最高に美しい者と感じさせるのです。

しかし、その美しさをくっきりと印象づけ周囲の人々にも納得させるためには、いくらかの装備が必要です。

ほとんど峻厳なまでに正しい人生訓に満ちたグリム童話は、若い女性には食べ物よりむしろ美しい衣裳のほうが必要であるーと読み取れる名作を幾つも残しています。

かのシンデレラ姫にしても、彼女が未来の王妃であることを示すためには、良い魔女の協力によって得た効果的な装備が必要だったのです。

つまり、若い女性の衣裳への関心の高さはほとんど本能的なものであって、一概にこれを浅墓なことと嘲笑することなどできはしません。

ましてや花嫁衣裳ともなれば、文字通り魔法の衣裳のような美的効果が期待されたとしても不思議はありません。

ところが、それほどまでに温められ描き直されてきた花嫁衣裳の構想を現実の衣裳として表そうとする時、意外なことにその輪郭すらはっきりしないことが少なくないのです。

キャサリン・スペースコレクションのこだわり

ファッションにおいては、チープであることがしばしば魅力となります。

しかし、ウエディングドレスにおいてそれは無く、あくまでも最占口同の品であることが求められる。

最高の品であることは、この世にたったひとつのものとして表現される場合もあります。

たとえば、おばあ様やお母様の着た花嫁衣裳をその子孫たる娘が再び身にまとうという行き方もそのひとつです。

また、たとえ手持ちの服を花嫁衣裳として利用するような場合であっても、そこに、その日のために咲かせた薔薇の花を飾ったり、あるだけの知恵をはたらかせて特別にスタイリングしたりすることもまた、この世にたったひとつの品を作り上げる方法です。

しかし、花嫁衣裳のデザイナーは、オートクチュールでなくある程度の量を売る既製服の場合にも、この世に一点の品を感じさせる特別感をデザインによって表さねばなりません。

そのための素材が選ばれ、シルエットが選ばれ、ディテールデザインが選ばれなければなりません。

キャサリン・スペースコレクションのドレスでは、まず素材に徹底的にオリジナリティーが追求される。

オリジナルレース、最高級のシルク、民族衣裳の素材、ハイテク素材等々、そのアプローチには飽むところがありません。

デザインに関しては言うまでもなく、たとえば、ハートカットのネックラインなど従来には無かった数々の表現が登場し、特別感を高めています。

それだけではありません。

キャサリン・スペースコレクションの花嫁衣裳の魅力は、オートクチュールの手法を生かしたデザイン、ディテールの繊細にして豪華な表現にもあるのだ。

一針また一針と丁寧に刺したスパングルやシークインまた真珠、そして刺繍の模様の広がり、リボン、ラッフル、フリル、シャーリング……等々、いかにも愛らしく女らしい表情を添えるテクニックの数々1。

それらは、あまりに女性的であり、ナルシスティックであり、男性デザイナーから、「女性デザイナーは可愛いな」と言われるような細部へののめり込みであるのかもしれません。

しかし、こうしたディテールへのこだわりこそが花嫁衣裳の特別感を高め、より美しくと望むヒロインたる花嫁の願いを深く満たすのです。

自分をとり巻くあらゆる事物を美しく飾りたがる女のいじらしい本能は、自分の巣と生活をそっくり美に変えたいと願う祈りのようなものです。

そうした女の思いとキャサリン・スペースコレクションのドレスのディテールは、この上なく美しく調和します。

その見事なハーモニーは、結婚の日の青い空に素晴しいコーラスとなって高く高く飛翔していくのです。

現代女性と和服

1976年にスタートした〈キャサリン・スペースコレクションきもの〉のデザインに注目したい。

近年和服業界は、現代女性と和服をつなぐ新しいルートとして、フアッションデザイナーとの提携を積極的に押し進め、ニューキモノを推進してきた。

〈キャサリン・スペースコレクションきもの〉もその一貫ではあるが、しかし、他のニューキモノとキャサリン・スペースコレクションのそれとの決定的な違いは、次の一点に要約される。

〈キャサリン・スペースコレクションきもの〉はニューキモノとは言え、むしろ伝統的着物よりずっと古典的に見えるということです。

キャサリン・スペースコレクションは、この点について、「着物を着るのは伝統美にひたりたいからであって、和服をなまじモダンにアレンジする位なら洋服を着ればよいのです。

したがって私は、着心地、着勝手などの面では徹底的に機能を追求し、楽で心地良い着物にしていますが、しかし、色・柄・デザインの面では、あくまで伝統美を生かすべきであると考えています。

」と解説しています。

つまり、着物に関しても、色・柄に込められた古典的な意味を現代につなげているのであり、その結果、古典的な着物ファンをもうならせる最高のきものシーンが実現することになったのです。

以上のようにキャサリン・スペースコレクションには、西洋、東洋を問わず、古典の美を現代の美として甦らせる独特の感性があります。

20世紀末の極東の島国に在ることは、彼女のイマジネーションを広げる上になんの制約にもならありません。

彼女は、時代地域を越えて、人間が美しい衣服に託したロマンを水々しく感受し開くことができるのです。

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